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コラム

アバンセシステムの勉強会制度とその活用法

公開日:2025.01.31 更新日:2025.01.31

tag: 社員

こんにちは、Kです!

アバンセシステムでは、ソフトウェア開発やサービス提供を通じて、お客様に高品質なサービスをお届けするために、日々開発者同士で自己研鑽をしています。

その一環として、私たちの会社では勉強会制度を導入しています。

まだ歴史は浅いですが、今年で4年目を迎え、勉強会を利用する社員が着実に増えてきています。

この記事では、これから社会人になる皆さんに向けて、日々の勉強がどのように実務に活かされているのかをお伝えしたいと思います。

アバンセシステムの勉強会制度について詳しくお話しし、その背景や運用の流れ、実際の成果について紹介します。

制度発足の背景

開発サイクルには忙しさの波があり、顧客の契約期間によっては実務が休止することもあります。

この休止時間を勉強時間に置き換えられないかというアイデアから勉強会制度をスタートしました。

運用の流れ

運用は以下の流れで行われています。

1. 申請

  • 勉強会の目的や目標、代表者、参加者、履歴、勉強にかかる時間、使用教材や費用を記入します。
  • 上長がプロジェクトの状況を考慮して承認します。

実施中

  • 毎週の実施内容を記載し、勉強の進捗や時間を記録します。

進捗報告

  • 週例ミーティングで進捗を全員に報告します。

成果報告

  • 勉強が終わったら、かけた時間や難易度、効果、他の方へのおすすめ度をまとめます。

内容の紹介

さまざまな技術分野にわたる学習が行われています。

最近の勉強会で取り扱った主なテーマは以下の通りです。

勉強会の中で実際に使用したWeb教材がある物はリンク先へアクセスできます。

1. クラウド開発

2. モバイルアプリ開発

  • iOS開発基礎学習: iOSアプリの開発に必要な基礎知識を習得します。
  • Android開発基礎学習: Androidアプリの開発に関する基礎を学びます。
  • SwiftUIの応用技術収集: SwiftUIを使ったアプリ開発の応用技術を学びます。
  • Flutterによるクロスプラットフォーム開発技術学習: Flutterを使ったアプリ開発の技術を習得します。

3. ウェブ開発

4. 生成AI

  • ローカルLLMを使用したTeamsのChatBot作成: チーム内でのコミュニケーションを向上させるためのChatBotを開発します。

これらの取り組みを通じて、社員は最新の技術を学び、実務に活かすスキルを身につけています。

この制度は、個々の成長を促進し、チーム全体の技術力向上に寄与しています。

これまでの成果

日々の勉強会を通じて得た知識やスキルはこれからも実務の強化に繋げていきます。

現在までの取り組みの中で業務に活かせた実績を紹介します。

1. 社内開発プロジェクト推進

去年のラボページにある「IoTを活用した社内備品管理システムを作る 」シリーズでは勉強会で学んだ内容をベースに、実際の製品開発を想定した社内プロジェクトを実施しました。

2. 新入社員教育サポート

– 勉強会の派生プロジェクトで新入社員の方に開発の擬似体験をしてもらうことで、即戦力として活躍していただく狙いがあります。

– 前半は勉強会をしていただき、後半では勉強会の派生プロジェクトで仮想のお客様から依頼された要件定義を元に開発の擬似体験をしてもらうことで、開発の流れを理解し、不安要素を取り除いた状態で学んだ理論や技術を実際のプロジェクトで生かしてもらえるようになりました。

まとめ

これから社会人になる皆さんにとって、日々の学びがどのように実務に活かされるかを知ることは、キャリア形成にとても役立ちます。

私たちの会社では、学びを実践に結びつけるチャンスがたくさんあります。

ぜひ、私たちと一緒に成長し、IT業界での活躍を目指してみませんか?

K

クラウド,IoT,小型PC,スマートフォンなど環境問わず担当しています。
最近はROS2に興味があります。

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